10時から会派「Nextあびこ」の代表質問をしました。
質問項目は、1.スリムで質の高い行政運営を目指して、2.持続可能な協働のまちづくり、3.国民健康保険改革の施行に向けて、4.地球温暖化についての4項目。2時間におよぶ長丁場の質疑応答となりました。
人口の減少が始まり、少子・超高齢社会の中の厳しい財政状況の中で、スリムで質の高い行政運営が求められていますが、今回は、これまでに導入した行政運営システムのうち、行政評価と指定管理者制度についての検証を行いました。
私が福嶋市長時代、行革委員会の委員長をしていた時に、客観的な評価に基づく行政運営を目指して導入した行政評価制度ですが、評価をいかに改善に結びつけるかの努力がいま一つ欠けているように思います。また、改善した事業を次年度の予算に反映させる過程が見えない現状の改善を求めましたが、難しいとの回答でした。
行政改革のための一つの手法である行政評価システム。PDCAサイクルを回すことで継続的に事業の改善を図るものですが、その過程が見えないため、目標が達成できなかった場合、改善努力もなしに、次年度、内容を変えることなく、安易に目標だけを下げてしまうということもありえます。
評価が改善に繋がらなくては、忙しい中、行政評価をする意味がありません。導入当初の趣旨に立ち返り、改善を図ってもらいたいと思います。
今回の質問で最大の収穫は、市民と市の協働で取り組んでいる公共施設等での太陽光発電事業において、これまではFITを前提にして制度を考えていましたが、発電した電力を市が買い取り、その施設等で消費するという、まさに、地産地消の太陽光発電事業の検討を要請したところ、初めて検討するとの答弁を得ました。
大きな一歩だと思います。

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