今日から9月議会が始まりました。今議会は、平成27年度決算審査特別委員会も含め25日の会期です。
今年度から、9月議会中の決算審査となりました。これまでは、9月議会終了後の休会中に3日間の審査を行っていましたが、認定が12月議会になると来年度予算に決算審査の意見が反映できないという理由で、9月議会中の審査となりました。
しかし、3日間かけて行っていた審査が2日間に短縮されたこと、また、これまでは1週間に1回のペースで行っていた審査が連続した日程になったことにより、十分な準備ができないのではないかとの懸念があります。
決算は、どうせ不認定でも同じ。すでに執行したことなので、今更チェックしても仕方がないと、予算に比べ軽んじられる傾向がありますが、私は大変重要だと考えています。
予算はあくまでも「見積もり」でしかなく、決算により確定します。予算の段階であいまいだった論点を実際の執行に応じて検証することができます。また、「政策評価」として使うこともできます。そして、決算をしっかり行うことで、より適切な予算を計上することができます。
今回の決算委員会の変更が適切なものであったかどうか、決算後にしっかりと検証したいと思います。

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