
手賀沼終末処理場では、柏市、松戸市、流山市の8000ベクレルを超える高濃度放射性廃棄物(指定廃棄物)の一時保管施設が設置されていましたが、焼却灰の3市への持ち帰りが完了後、保管建屋も撤去されました。
昨日、県から現地視察の許可がでたため、原状復旧の状況を見てきました。建屋の建てられていた敷地は整地され、周りには植樹もされていました。大気中の放射線量も低くなっていました。しかし、その向こうには下水道汚泥焼却灰(指定廃棄物)の保管されている白いテント倉庫がまだ並んで建っています。
手賀沼終末処理場は、下水道汚泥焼却灰が撤去されるまでは、本当の原状復旧とは言えません。今後も保管の安全性の確保とできるだけ早い撤去に向けて取り組んでいかなければと考えています。
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