
手賀沼終末処理場の一時保管施設に、3市(柏市、流山市、松戸市)から搬入され保管されていた8000ベクレルを超えるごみ焼却灰(指定廃棄物)の3市への持ち帰りが、明日からはじまります。
先ず、準備ができた松戸市が、明日、午前11時に搬出します。松戸市はトラックを1日2往復させ、85袋(1袋約600kg)の指定廃棄物を運びだし、松戸市高柳新田のごみ処理施設「市クリーンセンター」敷地内の鉄骨平屋の保管用仮建物に搬入し、来年1月中旬に持ち帰りが完了する見通し。
流山市は、約178トンの持ち帰りを年内に開始する計画。柏市の約296トンの持ち帰りについては、2市の状況を見て日程を調節するとしています。
この持ち帰りは、国が来年3月までに県内に最終処分場を建設する方針を出していたが見通しがたたず、県は10月に約束通り3市に持ち帰るよう要請していたものです。
住民たちの総務省の調停や民事訴訟などの活動が効をそうしたのだと思います。本当に頭が下がる思いです。
今後は、平成27年3月末までにごみ焼却灰の搬出と終末処理場の現状復旧が滞りなく完了する努力していきます。
また、最終処分場の目途がたたない中、もう一つの指定廃棄物である下水道汚泥焼却灰(550トン)の保管の安全性を確保するため取り組んでいきます。
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