松戸市の焼却灰の搬入再開に強く抗議

 すでに新聞等でご承知かと思いますが、7月26日、松戸市は放射性物質を含む焼却灰の手賀沼終末処理場の一時保管施設への搬入再開を発表しました。

 この事態を受けて、本日、議長と副議長の私、そして、放射能対策特別委員会のメンバー全員で協議した結果、搬入再開に強く抗議するとともに、正副議長が搬入中止を要請する文書を持って、松戸市を訪問することとなりました。

 それを受けて、本日15時に議長と共に松戸市を訪問し、松戸市議会議長並びに松戸市副市長に抗議の気持ちを伝え、要請文を手渡してきました。

 なお、我孫子市としても、市長名の要請文を青木副市長が松戸市副市長に提出しました。

 我孫子市議会としての要請内容は下記の通りです。

1.自区内保管の更なる推進を図ること。

2.放射能濃度の上昇に起因すると思われる剪定枝木等の焼却以外の処理方法

  を早急に検討・実施すること。

 これまで、松戸市は搬入市の中で最も早く(1月末)搬入を中止し、搬入量も最も少ない(約50トン)市でしたから、今回の松戸市の再搬入の決定は、大変な驚きでした。

 搬入自治体と県との協定書の中で、平成27年3月までに国の最終処分場が完成していない場合は、一時保管施設に搬入した焼却灰は、搬入した自治体に持ち帰ることになっていますから、最終処分場の目途が立たない中、これから搬入しても、また直ぐに持ち帰らねばなりません。「持ってきて、持ち帰る」では、2度手間であり、税金の無駄遣いになります。

 我孫子市より市域の広い松戸市で、置き場所がないとは思えません。自区内処理の徹底を強く求めると同時に、今回の再搬入の中止を強く求めます。

 


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