今日は、お隣の印西市と「まちづくりについて調査・研究等を行い、相互の行政の発展に寄与すること」を目的として設置された「我孫子市・印西市まちづくり連絡協議会」の総会に出席しました。
議事案件の後、下記のテーマの説明と意見交換が行われました。
1.我孫子市観光振興計画について(我孫子市環境経済部長)
2.手賀川を生かした舟運事業について(印西市環境経済部長)
3.国道356号我孫子バイパスの改良工事と県道千葉竜ヶ崎線のJR成田線アン
ダーパス工事について(我孫子市建設部長)
4.木下駅北口交通広場の整備について(印西市都市建設部長)
5.新木駅の整備について(我孫子市建設部長)
これらのテーマの中で、現在、印西市が行っている手賀川を生かした舟運事業については、両市で一緒に取り組むことによって、手賀沼、手賀川、六軒川、弁天川と周遊の範囲も拡大し、我孫子方面から布佐、印西へと水路での人の流れも拡大し、まさに手賀沼を生かした広域的なシンボル事業になると思います。
我孫子の東西に広がる文化拠点を我孫子の最大の自然資源である手賀沼を介して水路で結び、我孫子の歴史・文化・自然を丸ごと味わうことができるような魅力的なプランを創ることは、まさに、ないもの探しではない、あるもの探しの我孫子らしいまちづくりのひとつのモデルになるのではないでしょうか。
首都圏の中で、観光という言葉では語れない、我孫子独自の癒しの空間を創出することが、かつて、白樺派の文人たちを惹きつけたように、現代文明に疲れた都市の住民を惹きつけることになると思います。
今後、両市での手賀沼をフィールドとしたエコ・ミュージアム構想の実現に努力していきたいと思います。

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